思えば2年半前にこのラーメンを開発した当時は、まだそんなに魚粉を使っている店は殆ど無かったのではなかろうか?(当時の私は1店も知らなかった)
私自身が魚粉を使ったのも、どこかのお店のマネでも無ければ、そう言う手法がある事も知らない時期で、いろいろとスープテストなどをしているうちに閃いた手法でしたが、今ではどこの店でも魚粉を使う店が増えているんですよね〜
更に香味油は以前から有りましたが、魚介風味の香味油も恐らく無かったのではないかと思います。魚介香味油は今でもあまり無いかな?
タレも個性の有る神の杖専用のタレで、ポイントとして酢と隠し味に焦がしニンニクを使っています。酢と焦がしニンニクと聞くとまるっきりマッチしないように思われると思いますが、意外にも良い方向の個性が出るんですよ〜
この時期に作っていたタレは結構コストをかけているタレで、昆布や貝柱、干しえびなどふんだんに使った贅沢なタレなのです。
左:宗田節と鯖節 右:うるめ煮干
ミルで粉々に。 左:宗田節と鯖節の魚粉 右:うるめ煮干の魚粉
以前は、うるめではなくアジの煮干を使っていましたが、無かったのでうるめで代用しました。以前に片口イワシの煮干で代用した時は、かなりアンバランスになってしまった事が有ったので心配でしたが、バランスも上々でした。出汁の感じとしては、アジよりは強く、片口イワシよりは弱い感じです。
それでそれで、久々に復刻してみた感想としては、私的にはかなり好きなタイプのラーメンで、こう言う感じのラーメンは魚粉が横行している今でも恐らく無いのでは?と思います。
何より今作っている基本のスープとのマッチングもバッチリで、バリエーションが増えたのはオペレーション的にもとても有効なことだと思います。
そして、それこそが「神の杖」構想の命名の由縁でもあるのです。神が杖を一振りするごとに変幻自在に姿を変えるが如く、同じスープから魚粉や香味油、タレ等を変えるだけで、変幻自在に全く違うラーメンへ生まれ変わらせる事が出来たら、作り手としたら素晴らしいと思いませんか〜?
(どんなラーメンだったかはこのページの上の方に見本があります。)
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